外字についての豆知識
2018.01.30
この度も弊社ホームページにお越しいただきありがとうございます。
一般的に外字とは、IMEなどの文字入力ソフトに登録されていない文字で、テキスト入力の際に変換しても表示できない文字を意味します。JISの漢字コード体系外の文字などのこととなります。
Windows7ではJIS2004に収録されている第3水準・第4水準の漢字をMS明朝、MSP明朝、MSゴシック、MSPゴシック、MS UI Gothic、メイリオ、Meiryo UIの7つのフォントで表現できるようになっております。第3・第4水準の漢字はUnicodeとして収録されています。つまりUnicodeをサポートしていないシステムやアプリケーションでは表示することはできません。Unicodeとして収録されている文字は、ANSI(S-JIS)形式で保存すると文字化けしてしまいます。文字変換の際に「環境依存文字(Unicode)」と出る字体につきましては、「これらの文字を使うと環境によっては文字化けしてしまいます」ということになります。
弊社におきましては、IDカード印字を行っているソフトについては文字コードがShift-JISとなります。
ご支給いただいたデータの中にこうした文字が混じっていると、文字化けしてしまう恐れがありますが、その部分につきましては、注意してご対応させていただいております。
また、PC上で表現できない文字については、外字エディターを使用して作字してご対応させたいただいております。
IDカードは非常にデリケートなものであり、間違えのないようしっかり作業して参りたいと思います。