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マンション管理業に従事する皆様にとって、従業者証明書は、日々の業務において必ず携わることになる重要なツールの１つです。しかし、「なぜ必要なのか？」「どのように発行すればいいのか？」といった疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事では、マンション管理業における従業者証明書の意味と発行方法について、わかりやすく解説していきます。

マンション管理業者とは？？

●管理組合から委託を受けて「管理事務」を行う行為で業として行うもの
（マンションの区分所有者等が当該マンションについて行うものを除く）と定義されています（法第2条第7号）

●「管理事務」は、マンションの管理に関する事務であって、
「基幹事務（・管理組合の会計の収入及び支出の調定に関する事務。
・管理組合の出納に関する事務・専有部分を除くマンションの維持又は修繕の実施に関する企画又は実施の調整に関する事務。）」を含むものをいいます（法第2条第6号）。

●法第44条の登録を受けて「マンション管理業」を営む者を、「マンション管理業者」と定義しています（法第2条第8号）

●マンション管理業者は、国土交通省に備える「マンション管理業者登録簿」への登録が必要です。
有効期間は５年以下です。有効期間の満了後も引き続きマンション管理業を営もうとする者は、更新の登録を受けなければなりません。
（法第４４条第２項及び第３項）

管理会社の従業員は、業務中は常に、従業者証明書を携帯し、業務にあたる義務があります。

従業者証明書の記載項目

■表面記載項目
・お写真（3ヶ月以内に撮影した顔写真）
・氏名
・ 生年月日
・ 住所
・ 勤務先
・従業者番号　
・ 有効期間
・発行年月日
※代表印　は任意ですが、ご希望があれば差し込みは可能です。

■裏面
裏面の掲載は下記の条約の記載が必要となります。

マンション管理適正化法　
第88条・マンション管理業者は、国土交通省令（＊）で定めるところにより、
使用人その他の従業者に、その従業者であることを証する証明書を携帯させなければ、その者をその業務に従事させてはならない。

・マンション管理業者の使用人その他の従業者は、マンション管理に関する事務を行うに際し、
マンションの区分所有者等その他の関係者から請求があったときは、前項の証明書を提示しなければならない。

テンプレートから簡単に作成可能

IDmartでは従業者証明書　専用のページもご用意しております。
ご担当者がフォーマットのダウンロードから印刷プリンターでの設定を行うのはなかなか大変かと思いますが、
記載内容を入力頂いたエクセルとお写真データの2点をそろえて頂けば、後はスタッフにおまかせで簡単に作成が可能です！

法律的には紙製でも問題ありませんが、5年の携帯が義務化されている証明書ですので、
ぜひ耐久性のあるプラスチック素材での作成はいかがでしょうか。

下記の専用ページでは今回ご紹介の「マンション管理業」向け以外にも
「宅建業様用」「賃貸管理業様用」のテンプレートもございます。

従業者証明書作成ご検討の際は、IDmartへお問い合わせください！