印刷業界用語(vol.1)
2018.12.20
皆さんこんにちは。今日も研美社ブログをご覧下さり有難うございます。
今回は、お客様からよく聞かれる業界用語の説明をさせて頂こうと思います。
1回ではすべてをご説明をするのが難しいので、数回に分けて業界用語の解説を
行なっていきますので宜しくお願い致します。
①校正・校了・責了(こうせい・こうりょう・せきりょう)
校正とは、ご入稿データのチェックを行ない、これで量産に掛かって問題ありませんか?と
最終的な確認作業の事を指しております。弊社では、無償でご提供している簡易校正と有償の本機校正があります。
簡易校正では、仕上がりイメージをデータ上で掴んで頂けます。
校正本来の目的である誤字脱字、デザインレイアウトのチェックはもちろん、
バーコードやQRコードの読込テストも行なって頂けます。
本機校正は、実際に印刷版を準備し、量産品と同様に実機で現品作製致します。
実際の仕上がりをご確認頂けるのが最大のメリットです。
校了とは、校正にて確認頂いたデザインや現物の承認を得て、量産移行承認の意味合いで使用しております。
責了は、校了時に軽微な修正点等の指示を頂き、再度、校正せず進めて下さいの意で使用します。
②エンボス加工
エンボス加工とは、弊社ではプラスチックカードの裏面にエンボッサーという機械で文字を打刻し、
浮き上がらせる加工に事です。浮き上がった文字部分にはゴールド・シルバー・ブラック・ネイビーの4色より
ティッパーという機械で色付けしていきます。(トッピング加工)
※クレジットカードのナンバリングやお名前、有効期限等がこのエンボス加工で作られています。
通常のフラットなナンバリングより高級感を出したり、偽造防止にも役立つ加工です。
③モアレ
モアレとは、印刷の仕上がりにデータには無い、柄が付くことをいいます。