ICカードの故障リスクを低くするには?
2021.05.21
いつも研美社のブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、IC機能付きの社員証をお持ちの会社様、またはICカードでの社員証作成を
現在ご検討中のお客様に、是非知っておいて頂きたい情報をご紹介します。
ICカードは精密な貴重品の1つ。
ICカードはオフィスのセキュリティを解除したり
タイムカードとして勤怠打刻をしたり、複合機から出力したり
1枚で様々な役割を担う、汎用性の高いカードです。
以外と知られていないのですがICカードは電波を受け取るアンテナや
データを送信・保存するチップが埋め込まれています。
一見するとただのプラスチックですがその中にはこんなに配線が張り巡らされていているんです。
ICカードはスマホやパソコン同様の精密機器と言えますね。
ICカード故障の主な原因
精密機器なので故障のリスクがあります。
ICカードが故障した・使えなくなってしまう原因のほとんどは物理的な衝撃などです。
チップそのものの故障というよりも
外部からの衝撃でチップに繋がっているアンテナが断線してしまうことで
動作不良が起きてしまうことが多いようです。
故障したらどうするの?
修理ができればそれが一番良いのですが、残念ながらそれは不可能です。
再発行するしかありません。
再発行は有料(※1)であったり、写真や氏名などの印刷情報を再度ご用意頂く必要があったり、
届いた新しいIC社員証をシステムやセキュリティに登録・更新する手間が必要になります。
当然、弊社にデータをご入稿いただいてから印刷・納品を待つ間に
社員証が無い状態で数日間過ごすことになるので、その間のシステムの運用に
支障をきたすこともでてくるので、このリスクは最低限に抑えたいですよね。
ICカードの故障リスクを下げて寿命を少しでも長く!
そこで弊社はポリカーボネート製のカードケースにいれて
社員証を守ることを推奨しています。
ポリカーボネートは世界最強のプラスチックと呼ばれていて、
衝撃耐性について下記のような差があると報告されています。
ソフトタイプのカードホルダーに使われている材質はPVC(塩ビ)なので
衝撃から守る機能としてはあまり頼れるものではありません。
それに対してポリカーボネートはけた違いの強度があることが分かるかと思います。
スマホのハードケースの多くはポリカーボネートが使われていますし
同じ精密機器を守るなら、ICカードも是非ポリカーボネート製の
カードケースに入れてご利用いただきたいですね。
最強のプラスチックでできたカードケース
そんな「世界最強のプラスチック」でつくられたカードケースがあります。
弊社で取り扱っているハードケースはすべてポリカーボネート製ですので
ICカードご注文の際には、是非ご検討ください。
ハードケース主力の3商品
外寸:約86×54
材質:ポリカーボネート
特長:衝撃、熱に強い
最小ロット:100
納期:約2~3営業日出荷
これ以外の仕様や数量をご希望の場合、
ネックストラップも同時ご依頼したい場合は
別途お見積りいたしますので一度お問い合わせください。
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※1 弊社では出荷前の検品のほかに通電チェック(動作テスト)を行い、二重、三重の検品や確認を行っております。 納品後のお客様のお取り扱いによる故障に関しては責任を負いかねますが、万が一、初期不良が発生した場合に備えて保証期間を設けております。 詳細はお問い合わせください。
※2 ポリエチレン数値は不透明仕様下での数値です。 引用資料:「プラスチック読本」株式会社プラスチックス・エージ発行 ほか